泡盛の蔵元の工場見学にいってきました。
施設をゆっくりと案内してもらい泡盛の奥深さと試飲に
感激し甕入りを一本購入してきました。
 
泡盛の大きな魅力は年月をかけて熟成させれば素晴らしい古酒に育っていくことです。
沖縄では、甕やビンに入れて熟成させることを「寝かせる」とよく表現しますが、寝かせば寝かすほど
香りも甘くなり、口に含んだときの舌触りもまろやかになります。
 
古酒（クース）に育てるには仕次（しつぎ）という沖縄の伝統的手法があります。
芳醇な香りとまろやかな味わいを永続的に楽しむ為にも、年々の変化を楽しみ、仕次し又寝かせる。
仕次する事で親酒に刺激を与え活性化させ、酒質の安定化を図るそうです。
 
沖縄では百年、二百年と代々家に伝わる古酒があり、家の家宝とし祝い事などに振舞われます。
個人庫では伝統的な仕次はありませんが３０年、４０年後にちびちび楽しもうと思います。
 
大阪中央営業所　中島