デジタルがどうも苦手な昭和のアナログ人間として、
最近の人間ウォッチィングで違和感を感じずにはおられない。
 
スマートフォンとやらの出現でコミュニケーションのありかたが変ってきている。
 
いわゆるガラケーも未だに使いこなせない妬みかもしれないが、
老若男女、朝も昼も、家でも外でも、こいつとにらめっこ。
 
食事中でも、歩行中でも、特に電車の中では。
仲間が集まってワイワイやってる時にもひとりにらめっこ。
「それはちゃうやろ」と心の中で突っ込みを入れるシーンの多い事。
人間のコミュニケーションはどうなってしまうのだろう。
 
もちろん便利なことは十分に理解できる。
時間的に、距離的に遠く離れた人と簡単につながることもできる。
ほしい情報がその場で入手できる。
しかし、その代償として身近にいる人とのコミュニケーションを断ち切るとは残念なことだ。
 
さらに困ったことは、通信社の販売戦略。
新規契約や他社からの乗り換えのユーザーにはやり過ぎのサービス。
一方自分のような20年以上のロイヤルカスタマーに対しては満足いく案内、サービスも無い。
これ正常なビジネスか？逆やろ？
それとも「無知は罪」か？
 
温故知新、不易流行.。昭和は遠くなりにけり。
 
帆前昌也