弊社社員が日々の出来事をブログで綴ります。
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おいしいを科学する

社員ブログ

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おいしいに一生懸命な我々はその仕組みを科学しなければならない。
人間の脳がおいしいと感じる構成要素は、舌で感じる味覚、色や盛り付けの視覚、
香りを感じる嗅覚、口の中での食感、その空間の明るさや音、におい、景色雰囲気
までもが「おいしい」に影響するらしい。
食べる=生きるなので「おいしい感覚」は本能として備わっている。
当たり前だが、上記の感覚を満たす、どれだけおいしいものを口に入れても、
呑みこみ、体内に入れ込まなくてはその満足は得られない。
脳がおいしいと感じるのは、それが生きるために必要なものであるからで、
脂質や糖質がおいしいと感じるのはその典型。
どれだけおいしいものでも毎日食べ続けると飽きて食べられなくなるのも
栄養の偏りを避けるための人間に備わった機能らしい。
パンダが毎日笹を食べたり、コアラがユーカリしか食べないのとはわけが違う。
牛肉を食べたことの無い人が、肉の焼けるにおいを嗅いでおいしいと感じるのか。
食べ物の好き、嫌いはなぜ起きるのか。
すべて科学的に説明がつくらしい。
このテーマはあまりにも奥深いので続きは次回にまわすとして、
我々はもっともっと「おいしい」を知らなければならない。
豊かな心と食文化を育むために。

帆前昌也

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