弊社社員が日々の出来事をブログで綴ります。
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韓国視察研修 「文化編」

社員ブログ

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ブログをご覧の皆様こんにちは!
いつも私達のブログをご覧くださいまして有難うございます。
本日は 水田幸彦 が担当させていただきます。

最近、日差しが暖かくなってきましたね。
いよいよ3月のスタート!! 待望の春が目の前となりました。
新年度スタートは間もなく、気合を入れて参りましょう!

さて今日のブログは、先週3泊4日で 「韓国視察研修」 に行ってきました。
韓国と言えば 「グルメ」 に 「エステ」 が有名となっていますが
今日は少し志向を変え 「国立中央博物館」 に行き、超有名展示品を目前に
韓国文化を鑑賞した感想について投稿させて頂きます。

まず簡単に施設の紹介ですが、約9万2千坪の敷地内に、長さ404m、
地下1階・地上6階、延べ面積4万1469坪、全体面積8100坪という
世界で6番目の規模を誇っており、旧石器時代から朝鮮王朝時代まで、
韓国だけでなくアジア文化をも網羅した1万1000点の遺物品が、
広い展示スペースに所狭しと並べらおり、一言でいうとズバリ、
朝鮮半島5000年の歴史がここに有ると言っても過言ではないと感じました。

本来、国立中央博物館というものは、その国の威厳や、民族の誇りを表す大事なもの。
しかし、韓国の国立中央博物館は、植民地から解放された年に開館して以来60年間、
諸事情により長いあいだ場所を定められず、6回も転々としてきました。

そして2005年10月28日、8年間の大工事を経て
ついに国民の念願を叶え建立されたそうです。

所蔵品としは国宝59品もあますが、特に私個人の主観ですがベスト3については

第3位 「青磁七宝文 香炉」

日本でも人気がある青磁の香炉です。 さすが韓国、国宝の青磁が沢山展示
されていましたが、陶芸には全くの素人の私が一番目を引かれた焼物です。

第2位 「新羅金冠」

学生時代に教科書で見た事が有る超有名な冠。
5坪ほど有る専用展示室に堂々と飾られており
近くで見ると繊細に仕上げられている事が印象的で、
新羅の高度な文化と美意識に思いを馳せました。

第1位 「半跏思惟像」

数有る宝物の中でも、ハイライト中のハイライト!
「国立中央博物館」が最も誇る白眉の品だそうです。
口元に浮かんだほのかな微笑み、正に生きて息をしているかのような表情、
何とも言えない手と足の繊細な表現。

金冠と同様に専用ルームでの展示でしたが、
見るもの全てを癒すオーラを秘めており、室内に設置された3脚の椅子に座り、
時間を忘れ何時までも眺めていたい弥勒菩薩でした。
京都の「広隆寺」にある有名な木造の弥勒菩薩半跏像(国宝)は、
これと酷似しており、朝鮮半島から渡ったものではと言われています。

ちなみに京都の半跏像は、とある大学生があまりの美しさに魅せられて
抱きついていまい、薬指が壊れました。

しかしその折れた指から調べた結果、京都「広隆寺」にある弥勒菩薩は
朝鮮半島産のアカマツが原料である事が判明したそうです。
2国の国宝により、韓国と日本は古代より深いつながりが
有る事を証明されていると思いました。

私からは以上となりますが、
他の視察先である 「戦争記念館」 ・ 「ノリャンジン水産市場」 ・
調理器具や食器で音を奏でるパフォーマンス 「ナンタ」
「グルメ編」 につきましては、次のメンバーにバトンタッチしたいと思います。

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