いろいろな会合に出席させていただき、感心することがたくさんある今日このごろです。
先日の会合での主催企業の社長様のお話です。

「テレビは何で映ると思う？」
社長いわく、受信アンテナからは、合わせたチャンネルの電波を受信するための
「受信電波」というものが発信され、それに導かれてあふれ飛び交う電波の中から
自分の見たいチャンネルの電波だけをアンテナがキャッチするという仕組みだそうです。
世の中にあふれている情報も自身が「受信電波」を発信していないと
必要な情報が正確に受け取れません。また一人で何もかもの
情報を受けることは不可能ですということの教訓でした。
へぇ～

「ジャパネットたかたはなぜあれだけ売れるのか？」
ラジオ、テレビショッピングでおなじみの「ジャパネットたかた」、
その商品の価格は街の家電量販店と変りはありません。
限られた時間内で最大限商品の魅力を伝えるために、
易しい言葉、解り易い言葉で商品を使うシーンをイメージさせる、
使うメリットを実感できる、モノ売りではなく、商品の先にある、それを使うことで
暮らしが豊かになる、楽しくなる、の感動の提案だそうです。
たとえば「ボイスレコーダー」はビジネスマンのアイテムでした。
通常の商品説明はその容量が何ギガで電池はどれだけ持ち云々・・・。
ところが「たかた」は、家庭でのメッセージ交換に使用を提案、
お母さんから子供へ、「おやつはどこそこに置いてあります」や
遅帰りの旦那への食事メッセージ、おじいさんおばあさんへの伝言
これにより家庭の主婦という全く新しいニーズを創造し売上が倍増したと言われます。
へぇ～

我々の商談商品説明もそのような観点が必要なようですね。
帆前　昌也