東日本大震災、発生から3週間が過ぎようとしています。
次々と伝えられる目を覆いたくなるような映像、被害の状況、
それぞれの物語、さまざまな批判や憶測。
そんななかででも心温まるエピソードもありますが、
阪神大震災を経験した自身でも今回の災害は現実として
受け入れ難いことと感じています。
そんな中で西日本に居る自分としてはどうあるべきかを
いろいろと考えさせられました。
現場へ行って何かしたいという衝動に駆られながら
現実は素人には何もできません。
被災地の方のことを思えば自身の日常生活でさえ罪に感じます。
しかし自身としては自社の仕事を精一杯務め、通常通りの
消費をして経済の根底を支えることが支援となるのではと考えます。
変に買占めに走ったり、飲食を自粛することは何の役にも立たないと思います。
復興には長期を要するでしょう。
食に携わる者としては義援金にて被災地の食を経済的に復興まで
応援することが最適な支援になるのではないかと思います。
 
帆前昌也